舞台背景について
作品の世界観はとても重要ですよね。
それによって、ターゲットも変わりますし、私は一時期、異世界ものしか読まなかった時もあります。
作家さんによっては、世界地図をつくったり、路線図や細かい地名なども作ったりするみたいなので、アイデア力もさることながら、作り続ける根気や意欲には感心するしかありません。
舞台背景で大事な事は4点
・世界観
前述の通り、現実世界か異世界か、日本か海外か、地球か宇宙かetc…。
考え出したらキリがないです。
でもここ考えるの楽しいですよね。
・世界情勢
この言い方が正しいのかは分かりませんが、(作品の)世界情勢も考えなければなりません。
例えば、大規模な情勢でいうと戦争状態にあるとか、小規模だと近くに学校があるとか
恥ずかしながら、うまく例える事ができませんが、大体そんな感じです。
・その世界のルール
特殊能力を駆使したバトル物なら発動条件、ミステリーなら物理法則、歴史物ならその時代のルール等々、現実世界においれも小説においても、「ルールを守る」という事はとても大事なのです!!
おおざっぱでは矛盾が生まれ、細かすぎでは退屈が生まれるので、ちょうどいい塩梅ですね。必要なのは。
・時代背景
なぜ、その世界になったのか、これからどうなっていくのかを決めておく事もベリーインポータントです。
なぜなら、世界は勝手には生まれないから。
【・・・突然、世界が始まった。】
こんな始まり方でも、「なぜ始まったのか」を最初に決めなけらばならない。
ここまでの要素を大まかに書く事が出来れば、プロットはOKなんじゃないかと思います。
キャラクター設定について
以前の記事で大まかにプロットについて書きました。
今度はキャラクターの作り方です。名前以外の・・・。
セリフとか考えるのは最初は少し恥ずかしのですが、どうせ誰も見ないのだから、気軽にバンバンくさいセリフを喋らせましょう!
・人物の容姿や性格
登場人物のパーソナルな部分を決めていきます。
私は有名人や知人などリアルに近い所から書き始める事が多いです。
・生い立ち、育った環境
「こんな風に育ったから、こんな発言(行動)をするのか」みたいなシーンはほぼどの作品にも含まれます。それぐらい重要という事ですね。
よりリアルにいくのか、または空想の世界で遊ばせるのか、読者がワクワクするかどうかを決める大事なポイントです。
・相関図
一つの小説には、多くの関係者が存在します。
それぞれに深いつながりがあったりなかったり、見えていたり見えなかったり、ドラマチックにするポイントなのかもしれません。
非常にざっくりですが、登場人物についてはこんな感じの事を考えています。
早く作品を書きたいですが、心の準備がまだできていない・・・・・・・・(笑)
(短編1400文字) 『What is needed』
真っ暗な夜を微かに照らす星明りのように、トンネルを明るく照らす街頭の道しるべのように、私は存在している。
少し仰々しい自己紹介になっているという自覚はあるが、それぐらい私は自分の役割に誇りを持っているし、無くてはならない、誰からも必要とされる、代わりの利かない優れた能力を持っていると自負している。
私と同じ能力を持つモノは同じ環境下で生まれ育ち、一定以上の水準を超えたモノから順、それぞれ依頼主の所で従事することになる。
大半は一人の主人の下で一生を終える事になるが、この世界はいつだって残酷だという事を忘れてはいけない。
依頼主との関係がようやく築けた所で、全くの他人に売られたり攫われたり、中には依頼主の欲を満たすためか、任務の失敗からか体の一部を失ったり、暴力を受けて命を落とすモノも居ると聞いたことがあるし、実際に見た事もある。
自らの役割を生涯まで全うできるモノはほんの一握りなのである。
私は今の主人に買われて随分経つ。今のところ心配はなさそうなので安心しているし、安心が信頼に変わり、自分の仕事を十全に行うための活力になっているとも言える。
私は必要とされているのだ。
私の仕事、それは「消す」事だ。
私ではない誰かの犯した失敗をきれいさっぱり消す事が私の仕事だ。
痕跡などは一切残さず、何事もなかったかのように白紙に戻す。
これをほぼ毎日休みなく繰り返す。
よくもまぁこんなに仕事があるもんだと思う事もあるが、私にはこれしか出来ないし、仕事があるだけマシだろう。
我々の世界では仕事のできなくったやつは容赦なくお払い箱だ。
それが例え怪我であろうと関係ない、使えなくなったら捨てる。
これがこの世界での常識なのだから。
我々の仕事の歴史は古く、16世紀頃に英国で初めて実行に移されたとされている。
そこからヨーロッパ全土に活躍の場を広げ、明治時代に日本へやってきた。
当時は消す事もままならず、他の役割を持つモノが我々の代わりをする事が多かったらしい。そもそも我々を必要とする人間も少なかったのだろう。
それでも我々の存在価値を見出されてからは長い年月をかけて大きく進化を遂げた。
現在では先人たちの努力と苦労の甲斐もあり、消す力を高め、現場では大いに力を発揮する事ができる。
しかし、最近では我々になり替わろうとする勢力が台頭してきている。
実際には少し前から勢力を伸ばしつつあるが、今ではその形勢も逆転しつつあるのが現状だ。
やれフリクションだの、修正テープだのと、インクを使われてしまっては私たちは全く役に立てないのである。
苦肉の策として「便利」や「おしゃれ」などに路線変更するモノも見受けられる昨今ではあるが、我々消しゴムは本来の目的を見失ってはいけない。
汚れてしまったノートの上を、きれいにする事が我々の任務なのだ。
キャラクターを象ったモノや良い香りのするモノなど様々あるが、あいつらがノートの上を走ると余計に汚れるではないか。
消しゴムは「きれいに消す」これができれば良いのだ。
現在で我々を必要としてくれる年代はほぼ小学生や中学生といった子どもが中心になっている。
4月となり、同士たちは子どもたちの筆箱に入り、今か今かと自分たちの出番を心待ちにしている。
イタズラ心から消しゴムをちぎって遊ぶ子どもも多いが、大事に扱ってほしいものだと思う今日この頃である。
おわり
後半めんどくさくなって適当に締めちゃいました。
1000文字ちょっとの簡単な読み物です。
名前の決め方
またひとり言のようなブログになりますが、小説の登場人物の名前を決める際にどのように考えていますでしょうか。
知人や周囲の人の名前を使用する、それをモジったり合体させたりするなど色々パターンはあるかと思います。
私は周囲にある物でイメージを膨らませて名づけする事が多いです。
具体的には、デスクにおいてあるボールペンから
ボールペン⇒書く⇒賀来
コンピュータ⇒コンピュウタ⇒コンピゆうた⇒優太
命名:賀来 優太
ってな具合です。
私の場合、周囲の人の名前を付けるとその人の性格などに引っ張られそうなので、この方法を編み出しました。
ひらめきが非常に大切になりますので、頭の体操にもなり一石二鳥?です。
命名に悩まれている方はお試しください。
名前にそんなに悩む必要はないという声が聞こえてきそうです。。。
小説を書くぞ!
いざ、小説を書こう!!と思い立ったら私の場合は以下の手順で進めていきます。
(正しい手順やもっと良い方法あれば、教えてほしいです(´;ω;`))
①テーマを決める
⇒どんな話を書きたいか、どんなアイデアが浮かんだかをざっくりと。
ここでジャンルも絞る。
②プロットを考える
⇒①よく言う5W1Hってやつです。章ごとに大まかなストーリーを考えます。
執筆に入るとその場の思い付きで色々加えちゃったりします。良くも悪くも。
この段階で書きたいシーンとか何を伝えたいかなどの「話のウリ」をぼんやり検討しておきます。
起承転結を忘れずに。
③キャラクター設定
⇒プロットの前にキャラクター設定のほうがいいかもしれないです。
3人ぐらいのメインキャラでストーリー上必要な数名ってところでしょうか。
④視点を考える
⇒誰の視点で物語が進んでるのかを考える。
コロコロ変わるのは良くないらしい。私はかなりの割合で神視点(三人称)です。
大体こんな感じ。
プロット作るのがめんどくさい時もあるので、スタートとゴールだけ決めて書いちゃう事も多々あります。
意外と面白かったします。
小説の書き方って・・・
今までにいくつかの小説を書いてきました。
自分で読んで、身近な人にも読んでもらう程度ですが。
そもそも、小説を書いてみようと思ったのも本が好きだからという何のひねりもないきっかけからでした。
最初のころは、とりあえず書く!とにかく書く!って感じだったのでラストにはぐちゃぐちゃとした感じになってしまっていました。
すこーしだけ勉強して、プロットなるものやキャラクター設計や比喩表現や言い回しなどを緻密にやってみたりもしました。
計画の段階で終わってしまった事もしばしば (笑)
言い訳になるのですが、会社勤めをしていて、結婚して子どももいてとなると、
なかなか集中して書ける時間を捻出できないのが現状です。
同じく趣味で文章を作られている方がおりましたら、執筆時間の捻出方法や小説作りのお話など聞かせてもらえたら嬉しいです。